すっかりご無沙汰しています。
山梨県の岡島百貨店ギャラリーでアグネータ・フロックさんと堀田ふみさんの二人展開催中です!3月15日まで。
コロナ禍で各種イベントが中止になってしまい、出張する機会もなかったのですが、今回は特急「あずさ」に乗り、行ってまいりました。
頭の中は、「あずさ2号で♪♪」でいっぱいになりながら、アグネータさんの切り絵と堀田ふみさんのテキスタイルの作品が素敵に展示されている会場へ、旅立ってまいりました。
アグネータさんと堀田ふみさんは、世代が違うのですが、同じスウェーデンの芸術大学を卒業され、
堀田ふみさんもスウェーデンで作家活動を長くされていたご縁でお知り合いになり、今回の二人展を企画するに至ったそうです。
あいにくのコロナ禍でアグネータさんはスウェーデンより来日することが出来ませんでしたが、作品が山梨の皆様にご覧いただけること、大変喜んでいらっしゃいました。
「鶴」のリトグラフ、山梨のお客様からどういう意味があるのですか、とお問い合わせをいただきました。
こちらは、母が息子さんの無事を祈って詠んだ歌。 万葉集のこちらの歌からイメージしたそうです。
~旅人の宿りせむ野に、霜降らば、我が子、羽ぐくめ天の鶴群(たづらむ)~
→ 旅をする人が野宿する野に霜がおりたら、私の息子をその羽で守ってあげて、空飛ぶ鶴たちよ。
アグネータさんから学ぶことはとっても多いです。 一つ一つの作品に込められた意味もぜひ想像しながご覧くださいね。
甲府にお住まいの皆様、ぜひお出かけください。
岡島百貨店 5F ギャラリー
山梨県甲府市丸の内1丁目21−15
アグネータ・フロック 堀田ふみ 二人展
コメント